台湾で原子力利用継続に道を開く立法措置が行われた。立法院(国会に相当)は13日、核子反応器設施管制法(日本の原子炉等規制法に相当)の改正案を可決した。最後の稼働原子力、第三原子力発電所2号機(PWR、95万1千キロワット)が17日に運転終了を迎えるのを目前に控え、土壇場で「脱原子力」にくさびが打たれた。ただ、いったん原子力ゼロとなるのは確定しており、実際の継続利用には手続きや技術的検討、燃料調達などが必要になる。
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