電力広域的運営推進機関(広域機関)は28日、2024年度(第2回公募)の長期脱炭素電源オークションの約定結果を公表した。約定総量は脱炭素電源が503万キロワットで、このうち今回初めて募集した原子力の安全対策投資は315万3千キロワットだった。蓄電池は約定量の約5倍の入札があった。別枠で募集したLNG専焼火力の約定量は131万5千キロワット。過去5年間のスポット価格などを基に試算した他市場収益を除く約定総額は、脱炭素電源で最大1年当たり1624億円、LNG専焼火力で同195億円だった。
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