立山黒部アルペンルートで観光の目玉となっている雪の大谷 北陸電力と同社グループの北陸電力ビズ・エナジーソリューション(北電BEST、富山市、村田良昭社長)は14日、立山黒部アルペンルートに電気バスを導入すると発表した。同ルートを運営する立山黒部貫光(富山市、見角要社長)に電気バス8台と、急速充電器8台を納入。きょう15日から「立山トンネル電気バス」として、室堂駅と大観峰駅を結ぶ約3.7キロメートルの立山トンネルで運用を開始する。
◆富山側・立山トンネルで運用開始
北陸電力グループが電気バスを提供するのは初めて。同社グループは電気自動車(EV)や充放電設備、エネルギーマネジメントシステムの導入・活用を一括でサポートする「EV導入トータルサービス」を2021年度から展開。これまでに500件程度の自治体や企業からEV導入に向けた相談を受けている。