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パワーコムエンジ、鉄塔現場へ吊り橋通勤/東電PGなど協力
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鉄塔まで渡るために吊り橋を架けた埼玉県秩父市の現場
 送電工事のパワーコムエンジニアリング(高知市、PCE)は、埼玉県秩父市の山中に鉄塔を建設する現場で「珍しい工事」を手掛けた。川で囲まれた山の上に鉄塔を建設するため、現場に向かう作業員の通勤用に吊り橋を設置した。送電工事の経験豊富な同社でも吊り橋の建設ノウハウはなく、東京電力パワーグリッド(PG)や協力会社と一体となって課題を解決した。

◆埼玉・秩父/地盤問題、非火薬破砕剤で
 現場は「三峰線№1~№2鉄塔建て替え工事」。1959年に建てられた鉄塔2基(6万V)を老朽化のために建て替える工事で、2023年12月から開始した。

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