送配電網協議会は2日、送配電事業を巡る環境変化に対応するため、業界大で中長期的な課題を整理し、解決策を探る新たな検討体を設け、議論に着手すると発表した。人材の確保やネットワーク設備の維持、DX(デジタルトランスフォーメーション)の3テーマを柱に据える。メーカーや物流会社、他のインフラ事業者などとも連携しつつ、持続可能な事業環境の構築につなげる。
◆新委員会を設置
送配協では1日の一般社団法人への移行に併せ、「中長期取組み検討委員会」を新設した。月内にも非公開で初会合を開く。一般送配電事業者10社の役員級が議論に加わる。