国土交通省は道路管理者と電力、ガス、通信、上下水道といった地下空間を活用するインフラ事業者が情報共有できる「地下占用物連絡会議」を新たに設置する。埼玉県八潮市の道路陥没事故を踏まえた対応の一環で、大規模な陥没事故の再発防止を図る。年1回を基本に会議を定期開催し、地下空間に関する点検・調査結果や陥没対策につながる情報などを共有する考え。
26日夕に開催した対策検討委員会で議論。全国に都道府県単位で設置されている道路管理者よる道路メンテナンス会議の下部組織として、地下占用物連絡会議を新設する方針を示した。