25日に竣工した「水素ステーションおおい うみんぴあ」(写真は水素の充填設備) 福井県内のLPガス販売会社やエンジニアリング会社などで構成する、ふくい水素エネルギー協議会は25日、福井県おおい町に建設した水素製造・供給実証施設「水素ステーションおおい うみんぴあ」の竣工式を現地で開いた。福井県に立地する関西電力の3原子力発電所由来の電気と水で水素を生成。大阪・関西万博の来場客を運ぶ船舶用燃料や関電の火力発電燃料としてLNGと混焼する。施設の活用により、同協議会や福井県、おおい町は水素の普及・利用拡大への貢献とゼロカーボンを牽引する地域を目指す。