熊谷組は13日、河川やダムなど水中の工事に使う重機やロボットについて、地上から正確に遠隔操作する技術を確立したと発表した。ダムのたい積土砂撤去など、水中作業の無人化や効率化に大きく貢献する。 遠隔操作の実証試験は、深さ4.5メートルの屋外水槽に油圧ショベルの一種「水中バックホウ」(3トン級)を沈めて行った。離れた場所からバックホウを操作したところ「通常の水域で十分な施工能力を確認した」としている。
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