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九州送配電、50万V苓北火力線工事が「ヤマ場」に
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◆弛み防止へ最新機器を初導入/九建は「ループ延線工法」採用、26年6月運開へ安全作業

 九州電力送配電の基幹送電線「50万V苓北火力線」の張り替え工事が「ヤマ場」を迎えている。全工事区間で最も長い約1.4キロメートルの海峡横断部を抱える難所の工事に1月末から着手。船舶が通る長い海峡部では電線を一定以上の高さに保つ必要があり、弛みを防止するために新開発の機器を国内の送電工事現場で初めて導入するなど、安全作業に努めている。(荻原悠)

 九州電力苓北発電所(熊本県苓北町、石炭、70万キロワット×2基…

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