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九州送配電、鉄塔建設クレーン軽量化
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開発した超軽量「クレーン」。適用高さは60メートルで、ローカル系統の鉄塔組み立てに対応する
 九州電力送配電が、6万6千Vや11万Vといったローカル系統の鉄塔建設に用いる「超軽量型クレーン」を開発した。吊り上げ荷重を抑えることで現状のクレーン規格の対象外とし、小型化・軽量化を実現した。鉄塔の塔体内に設置できるようになったほか、従来のクレーンに比べて総重量を3分の1以下にしたことで、工事用地の確保や運搬面の利便性も高まった。技術継承などに課題を抱える「台棒工法」の代替を目指す。

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