東京電力ホールディングス(HD)は27日、柏崎刈羽原子力発電所の特定重大事故等対処施設(特重施設)の完成時期を7号機は2029年8月、6号機は31年9月に延期すると発表した。7号機は25年3月の工事完了を予定していたが工事物量の増加、人手不足を踏まえ延期する。特重施設は原子炉本体の設計・工事計画認可(設工認)から5年という猶予期間内の設置が必須となる。7号機は25年10月が期限で、再稼働したとしても特重施設の未完成を理由に10月で停止することになる。
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