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関西送配電錦織変電所、50年ぶりに変圧器取り換え
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新たな変圧器の搬入作業。約2時間30分かけて所定の位置に据え付けた(富田林市)
 関西電力送配電は26日、7万7千V錦織変電所(大阪府富田林市)の変圧器更新工事の現場を公開した。変圧器の取り換えは1974年6月以来約50年ぶり。新たな変圧器は1万8260kVAの大容量器で植物由来の絶縁油を採用。“エコ”な変圧器として環境性にも配慮した。据え付け工事は同日朝から正午まで行われ、予定通り完了した。運用開始は5月末を予定する。
 錦織は7万7千Vから6600Vに変換する配電用変電所。74年6月に運用を始めた1万kVAの旧型器を、1万8260kVAの新型に取り換えた。新・旧型共にダイヘンが製造した。旧型器は2月中旬に撤去済み。

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