経済産業省・資源エネルギー庁は5日の有識者会合で、二酸化炭素回収・貯留(CCS)事業の支援制度の詳細設計に着手した。CCS費用と二酸化炭素(CO2)対策費用の価格差を中長期にわたり支える。CCS費用に当たる基準価格の設定は事業者の競争を促すためオークション形式を提起した。年央に中間取りまとめを実施後、最終取りまとめも予定する。
総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)カーボンマネジメント小委員会の下に、CCS事業の支援措置に関するワーキンググループ(WG)を設置した。座長には武田邦宣・大阪大学大学院教授が就いた。