経済産業省・資源エネルギー庁はガスシステム改革の2度目の検証を始める。脱炭素化など社会情勢の変化を踏まえた持続的なガスシステムの在り方について検討を深める。新設するワーキンググループ(WG)で議論し、2027年3月までに検証を終える。
総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)電力・ガス事業分科会の下に設置した次世代電力・ガス事業基盤構築小委員会の初会合を23日に開き、検証を始める考えを示した。同小委の下に「ガス事業環境整備ワーキンググループ」を立ち上げて検討する。座長には武蔵野大学の山内弘隆特任教授が就く。