条例案は賛成少数で否決となった 新潟県議会は18日、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働の是非を県民投票で決める条例案を否決した。「賛成、反対の二者択一では多様な意見を把握できない」「原子力は専門分野であり県民投票には適さない」などの理由で、最大会派の自民党が反対に回った。この結果を受け、再稼働の議論を今後どう進めるのかが焦点となるが、花角英世知事は県民に「信を問う」と繰り返すのみ。公聴会などを行う案を示すが、再稼働の判断時期は不透明な状態になっている。
県議会では、第3会派のリベラル新潟が条例案の修正案も提出。