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政府、今夏までに方向性提示/DCと電源一体整備へ
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 脱炭素電力を活用したGX(グリーントランスフォーメーション)産業の立地政策をテーマに、内閣官房の第1回ワーキンググループ(WG)が15日、開かれた。原子力発電所の周辺で、消費電力量が多いデータセンター設置の候補地を選定したフランスの事例などが紹介された。今夏までに立地促進に向けた方向性を打ち出す。
 フランスは2月、AI(人工知能)強国にするための国家戦略を発表し、AI向けのデータセンターの候補地35カ所を選んだ。日本でも、2月に閣議決定した「GX2040ビジョン」で、産業構造の高度化に不可欠なAI向けデータセンターが消費する膨大な電力を、脱炭素電力で賄う必要性を訴える。

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