文字サイズ
次世代地熱の萌芽(1)眠る資源、高まる熱/官民協が初会合
4/14(1面)

世界ではクローズドループなど次世代型地熱発電の開発が進む(エバー・テクノロジーズ社提供)
◆潜在力世界3位/革新技術、支援へ

 「今年は次世代型地熱の年だ」。年明け、経済産業省・資源エネルギー庁の幹部が展望した。次世代型地熱技術の一つ、クローズドループは水を地下に送り、熱交換しながら地上に循環して蒸気を生産し、発電に利用する。天然の熱水が不要なため、開発地を広げられる。「資源ポテンシャルを踏まえれば日本がエネルギー大国になれる技術で、チャレンジしない手はない」と力を込めた。
 ポテンシャルは世界3位でも、導入設備容量は10位に甘んじる日本の地熱発電。

subscribe digital db

↑

close