２８年開所予定の新研修所のイメージ 四電工は２日、社員研修所を移転し、香川県綾川町に新たに建設すると発表した。現在の社員研修所（高松市）から拡大し快適性を高めるとともに、脱炭素化や設備技術教育に役立つ省エネ・創エネ設備を導入。ＺＥＢ（ゼロ・エネルギー・ビル）の認証取得も目指す。同社は好調な事業環境を受け採用活動などを活発化しているが、持続的成長に向けた人的資本投資の一環として、研修所の刷新を通じて人材の確保・育成をより強化していきたい考えだ。
新研修所は今後詳細な設計などを進め、２０２８年初旬の開所を予定している。現研修所は１９９３年に開所し築３０年以上が経過していることに加え、近年は採用者数が増え手狭になってきたことなどから、移転・拡充することを決めた。
