宮下知事(手前左)に研修の成果を報告する高校生(2月27日、青森県庁) 東北エネルギー懇談会(森則之会長)が運営に協力する「高校生による海外エネルギー事情研修会」の青森県知事への報告会が、2月27日に県庁で開かれた。県内の高校2年生6人が1~2月にスウェーデンの放射性廃棄物貯蔵施設やフランスの使用済み燃料再処理施設を訪れて知見を深め、宮下宗一郎知事に成果を報告した。高校生は「エネルギーは難しいと思っていたが、勉強して自分の意見を持った。知識がないと正しい判断ができないので、学び、考えたことを発信したい」と意気込みを示した。