東京ガスは2月からヒートショック予報の提供を開始した。日本気象協会と共同開発した「ヒートショックリスクの目安」を法人や家庭に知らせる。法人向けは1日単位の予報と1時間単位の予報を有償で提供。家庭向けは、法人向けの情報の一部を活用し、東ガスのウェブ会員サービス「myTOKYOGAS」上に掲載する。

 1日単位の予報は10日目まで、1時間単位の予報は翌々日まで提供する。更新頻度は1日12回。エリアは市区町村単位で1896地点とし、戸建てや集合住宅を含む5種類の住宅種別と築年数を踏まえた情報を見ることができる。

 法人向けは初回設定費用が10万円で、利用料は期間や内容によって月7万~17万円。家庭向けはmyTOKYOGASから、会員登録をしなくても無償で閲覧できる。いずれも3月末まで提供する。

 東ガスはこれまでもヒートショックによる入浴事故の撲滅に取り組んできた。ヒートショックの正しい理解と対策を呼び掛ける活動も、2月末まで展開している。

電気新聞2018年2月6日