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商船三井、東京ガス向けLNG運搬船に風力推進装置を搭載
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ウインドチャレンジャー2基を搭載したLNG運搬船(イメージ)
 商船三井は10日、新造する東京ガス向けのLNG運搬船に、繊維強化プラスチック(FRP)製の硬翼帆式風力推進装置「ウインドチャレンジャー」2基を搭載すると発表した。ウインドチャレンジャーの高さは最大で約49メートル、幅は約15メートル。伸縮可能な帆で海上の風を捉えて船舶の補助的な推進力とし、航行燃料のLNGの使用量を減らす。商船三井によると年間のLNG使用量と温室効果ガス排出量をいずれも最大で12%削減できる。ウインドチャレンジャーを搭載するLNG運搬船は世界で2隻目となる。

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