JERAは27日、フランス電力(EDF)傘下のEDFトレーディングと、日本国内の電力トレーディング事業を統合すると発表した。電力先物取引拡大などを見据え、電力自由化で先行する欧州の知見を取り入れる。2026年度以降の東京電力エナジーパートナー(EP)、中部電力ミライズとの長期PPA(電力購入契約)終了後に想定される市場リスク増大に備える。4月1日から事業を始める予定。
EDFトレーディングの日本国内の電力トレーディング事業を、JERA100%子会社のJERAパワートレーディング(PT)に統合する。