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DNP・横浜国大、水素の発火リスク抑制/漏えい検知システムを開発
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 大日本印刷(DNP)と横浜国立大学は25日、水素の発火リスクを大幅に抑えた水素漏えい検知システムを開発したと発表した。2027年度頃に商品化する。水素は都市ガスに比べて燃焼しやすく、漏えい検知システムにも安全性が求められる。この点を踏まえ、両者は水素の発火原因にならない非加熱性センサーをシステムに採用。水素が漏れやすい配管の接続部などに置けば、漏えいの有無を安全に検知できる。水素製造プラントの建設企業や水素を販売する企業などに売り込み、2030年度までに累計30億円の売り上げを目指す。

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