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能登半島地震から1年/北陸電力送配電配電部の取り組み
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能登半島地震後、各地で道路の損傷・寸断が発生した。現場へのアクセスが困難となる中、自治体との連携を強め道路啓開情報などを共有、道路の復旧にあわせ、迅速な配電設備復旧に努めた(写真は、復旧工事後の様子)
◆相次ぐ自然の猛威に粘り強く歩む 心を一つに

 昨年の元日に北陸地方を襲った能登半島地震から1年余りが経過した。能登地域を中心に、広範囲の送配電設備が被災し、地震直後には最大約4万戸の停電が発生。北陸電力送配電では、配電部を中心に迅速な停電解消に向け総力を結集し設備復旧にあたった。仮復旧から本格復旧へ歩みを進める中、9月には奥能登豪雨で再び甚大な被害が発生した。相次ぐ自然の猛威の中でも、配電部は電力安定供給の使命を果たすため、いまも粘り強く作業を進めている。今村栄夫取締役・配電部長のインタビューを交え、地震から現在に至る配電部の取り組みを紹介する。

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