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メーカー春闘が本格化/各社労組、高水準の要求相次ぐ
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日立本社では半沢中央執行委員長(左)が瀧本Deputy CHROに要求書を手渡した
 重電部門を持つ大手電機・重工メーカー各社の労働組合は13日までに、2025年春季労使交渉(春闘)の要求内容を経営側に提出した。電機連合所属の日立製作所、東芝、三菱電機、富士電機、明電舎の労組は月額1万7千円のベースアップ(ベア)を要求。基幹労連に所属する総合重工の三菱重工業、IHI、川崎重工業の労組は月額1万5千円のベアを求めた。今後、3月中旬の集中回答日に向けて各社の交渉が本格化する。実質賃金の継続的な向上を実現できる春闘になるか、注目が集まっている。

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