政府は2024年末に示した第7次エネルギー基本計画原案で、再生可能エネルギーや原子力などの脱炭素電源を最大限活用する方向性を明示した。このうち水力発電については「安定した出力を長期的に維持することが可能な脱炭素電源として重要」と評価。ダムの運用高度化や新増設による発電量増に取り組むことを明記した。電力各社も再エネ拡大の一環で、水力の新規開発や既設のリパワリング(一括更新)などを進めている。水力発電を巡る最近の動向をまとめた。
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