文字サイズ
出光興産、メタノールも燃料に/大型原油タンカー建造へ
4/28(3面)

出光興産などが建造する二元燃料だき原油タンカー(イメージ)
 出光興産は、同社初となる「二元燃料だき」の大型原油タンカー2隻の建造を決めたと24日に発表した。2028~29年の竣工を予定する。メタノールと重油の両方を燃料に使うことができる仕様で、重油燃料の原油タンカーに比べ二酸化炭素(CO2)の排出量を最大約15%削減できる。硫黄酸化物(SOx)は最大約99%、窒素酸化物(NOx)は最大約80%減らせる。建造は日本シップヤード(東京都千代田区、檜垣清志社長)が担い、出光興産全額出資子会社の出光タンカー(同、稲垣富生社長)が使う。

subscribe digital db

↑

close