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JEPX、20年記念の懇親会/一層の発展へ
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取引開始から20年の歩みを振り返る金本理事長
 日本卸電力取引所(JEPX)は8日夕、卸電力市場の取引開始20年を記念し、関係者を集めた懇親会を都内のホテルで開いた。金本良嗣理事長は「日本を支える電力市場の開設者として、与えられた役割をきちんと果たせるよう今後も努力していきたい」と訴えた。立ち上げ当初を知る電力関係者らも多く駆け付け、思い思いにこれまでの歩みを振り返った。会場では新たなロゴも発表された。

◆180人出席/金本理事長「役割ますます重要に」
 会員企業などから約180人が出席した。冒頭あいさつした金本理事長は「当初はシェアも低く心配する声もあったが、年を追うごとにめきめきと取引量は増え、(需要電力量の)3~4割を占める電力取引の基幹システムになった」と強調。取引会員に加え、市場設計やシステム整備に尽力した関係者らに謝辞を述べた。

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