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 関西電気保安協会(川邊辰也理事長)が制作したウェブ動画「関西電気保安グルーヴ」がこのほど、国内最大級の広告賞の一つ「2019 59th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」のフィルム部門で「ACCブロンズ」(オンライン・フィルム)を受賞した。

 軽快なテクノミュージックに乗せ「関西電気保安協会」のおなじみのサウンドロゴなどを連呼する動画だ。

 一般社団法人のACCが主催するこの顕彰はテレビ、ラジオCMの質 的向上を目的に1961年から開 催され、2017年から枠を広げて様々なクリエイティブ作品を対象としている。保安協会のテレビCMは、テレビCMのフィルム部門でも「ACC地域ファイナリスト」を受賞した。

 動画の再生時間は約2分。テクノミュージックでは世界的に有名な石野卓球氏が楽曲を手掛ける。ノリのよい曲に合わせて保安協会の職員7人が登場し、突然の停電におびえる少女を救うために迅速に対応する様子をリズミカルに描写。動画配信サイト「ユーチューブ」では、公開約8カ月で162万回の再生という大ヒットとなっている。

 今回の受賞について保安協会の安川誠人・企画部長は「最先端の技術で社会インフラを守る職員の姿を描いた作品が、価値ある賞を受けたことは非常に光栄」と述べ、「これからも電気の安全を守る私たちの使命感を伝えていきたい」とコメントしている。

電気新聞2019年11月7日