パリ五輪に出場した九電工所属の3選手が19日、福岡市の九電工本社で会見した。会見したのは、陸上男子マラソン競技で6位入賞した赤崎暁選手、陸上男子走り高跳びで23位タイとなった真野友博選手、ケニア代表で陸上男子1万メートル5位入賞のベナード・コエチ選手。赤崎選手は、「先頭でレースを繰り広げられ、後半も粘ることができた。楽しいだけではなく、良いレースができた」と振り返った。
赤崎選手は今後の目標について、「パリ五輪は、自分の成長につながる大会だった。ここからがスタートライン。日本記録更新を目指し、頑張っていきたい」と意欲を見せた。
真野選手は、「多くの方の支えがあって(五輪の舞台に)立てたことを再認識している。感謝の気持ちで競技を続けていきたい」と話した。コエチ選手は、マラソンへ転向する意向を表明。今後は、「次回の東京マラソンで2時間4分を切るのが目標」と意気込みを語った。
会見に同席した九電工の石橋和幸社長は、「職場の仲間を社員が応援するという一体感を誇りに思っている。社員一同、かなり盛り上がっており、業務でも良い結果をもたらすのではと期待している」と述べた。また、陸上競技部に対し「社員の希望の星、元気の源になってほしい」と求めた。
電気新聞2024年8月20日
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