原町火力ライトアップ

 福島県南相馬市の新たなランドマークに――。

 東北電力原町火力発電所で、12月1日から煙突のライトアップが始まった。白色を基本に、季節に合わせ色を変えながら点灯を行う。点灯時間は日没から午後9時まで。今後、地域の祭りやイベントに合わせた特別バージョンも実施する予定だ。

 今回の取り組みは、同発電所の運転開始20周年を記念した事業。地域住民に感謝を伝えるとともに、東日本大震災からの復興・活性化につなげようと企画した。終了時期は特に決めておらず、通年でライトアップを実施していく。

 同発電所の煙突の高さは200メートル。煙突が最も映える白色と、3カ月ごとにそれぞれの季節をイメージした配色を40秒間隔で変化させる。3~5月の春は桜色、6~8月の夏は緑色、9~11月の秋は黄色とだいだい色、12~2月の冬は紫色と、彩りを変化させる。



電気新聞2017年12月5日