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 12月7日に完成予定の東京駅丸の内駅前広場が撮影スポットとして注目を集めている。完成前に先行して部分的に供用を始めた広場では、舗装が雨にぬれると、鏡のような役割を果たすからだ。ライトアップされたレンガ造りの駅舎が舗装に採用した御影石に映り、幻想的な情景を生み出す。ツイッターなどでも“写真映えする”と話題になっている。

 東京都とJR東日本は魅力ある都市景観をつくるため、2014年から丸の内駅前広場を整備している。デザイン照明や四季を彩る植栽のほか、行幸通りとの一体性を考慮に入れて御影石を舗装に採用。この舗装が水を張ると東京駅を映し出す。雨天の日、夕方に雨が弱まると「逆さ駅舎」が出現。旅行客らが足を止め、しゃがみ込んで写真に収める姿が多く見られた。