ポストカードをPRする東北電力ネットワーク福島支社の佐藤さん(右)

 東北電力ネットワーク福島支社(青野浩文執行役員・支社長)は、県内の自社送配電設備の写真を使ったオリジナルポストカードを作成し、県内の道の駅9カ所で無料配布を始めた。電力供給に不可欠な送配電設備を身近に感じてもらおうと、同支社が企画した。専門チームを立ち上げ、「日常の風景と電力設備が織りなす幻想的な姿」をテーマに県内で撮影を進めた。

 ポストカードは10種類を1セット(計10枚)にしており、配布場所1カ所につき50セットの数量限定。川俣町などの道の駅で入手できる。過酷な環境でも電気を届けるために欠かせない設備を知ってもらうだけでなく、配布を通じて福島県内の交流人口の増加につなげたいとしている。

 ポストカードの配布は18日に始めた。その作成で中心的な役割を担った福島支社の佐藤司さんは「ポストカードを通じて、設備の普段とは違った魅力的な一面を感じてほしい。この機会にぜひ福島県内の道の駅へ足を運んでほしい」と話している。

電気新聞2021年6月29日