応援Tシャツを着て業務を行い、大谷選手の活躍を盛り上げる社員

 岩手県奥州市水沢出身で米大リーグ・エンゼルスに所属する大谷翔平選手を応援しようと、東北電力ネットワーク水沢電力センター(後藤英昭所長)はこのほど、社員がそろいの応援Tシャツを着て業務を行った。

 メジャー移籍4年目の今季、大谷選手は投打にわたる「二刀流」の大活躍でファンの注目を一身に集め、日本中に明るい話題を提供している。小学校から本格的に野球を始めた大谷選手は、水沢リトルリーグ時代に全国大会に出場した。奥州市では大リーグでの活躍を地元から盛り上げようと、大谷選手の背番号にちなんだ毎月17日を「大谷デー」と名付け、企業などが応援活動を展開する。

 同センターもショーウインドーや受付にポスターを張るなどして、応援を繰り広げている。5月17日はお客さまサービス課の課員ら15人がそろいのTシャツを着て業務に当たり、事業所全体で雰囲気を盛り上げた。

 同課の中島光一氏は「大谷選手は地元の誇り。新型コロナウイルスを吹き飛ばす活躍を期待したい」と声を弾ませた。小野寺さおり氏も「おそろいのTシャツで職場の一体感が増す。大谷選手から力をもらっているように感じる」と話した。

 後藤所長は「当社は堅いイメージがあるが、Tシャツで少しでも親しみを感じてもらえればうれしい。大谷選手が活躍すると地元は盛り上がる。地域に根差した会社として、盛り上がりをサポートしたい」と語った。

電気新聞2021年6月8日