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【オンラインセミナー】解説と実践 企業に求められるBCP対策(2021/04/05)
主催:電気新聞/共催:明電舎

<応募を締め切りました>

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 天災や感染症がひとたび起きると様々な産業で事業が止まる恐れがあります。電力産業をはじめとするインフラ産業は関わる企業数が多いため、1社でも拠点が稼働できなくなると、設備の復旧が遅れてしまいます。
 影響を最小限にとどめるために欠かせないのがBCP(事業継続計画)。電気新聞はBCPの役割や策定するメリットをお伝えしたいと考え、今回のセミナーを企画しました。BCPの策定に携わることで効果的な人材活用につながったり、社員の経営感覚が向上したりといった副次効果も見込めます。
 本セミナーは第一部で、リスクマネジメントの専門家で政府委員も務める大林厚臣・慶応大学大学院教授にご登壇頂きます。日本郵船で実務のご経験もある大林教授からBCPの目的や意義、役に立った実例、想定外のリスクに備える方法などをお話いただきます。
 また第二部として、明電舎と日立物流でBCPを策定した実例について、(一社)レジリエンス協会で理事も務める(株)明電舎の沖山雅彦技師長に説明して頂きます。BCPを策定する際の注意点や、それを継続して社内に根付かせるための方法、どのようにして社長をはじめとする経営層も巻き込むのかといった実践例を学んでいただけます。

【講演者紹介】

 大林 厚臣氏(おおばやし・あつおみ)

慶應義塾大学大学院経営管理研究科(ビジネススクール)教授
 1983年京都大学法学部卒業後、日本郵船勤務を経て、1996年シカゴ大学より行政学博士号(Ph.D.)を取得。同年慶應義塾大学大学院経営管理研究科専任講師。1998年同助教授。2006年同教授(現職)となる。この間2000~01年スタンフォード大学客員研究員、2001~06年社会技術研究システム研究員、2007~11年慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所上席研究員を兼任。専門は、経済学、経営学、リスクマネジメント。政府委員としては、中央防災会議企業評価・業務継続ワーキング・グループ(座長)、企業等の事業継続・防災評価検討委員会(座長)、サイバーセキュリティ戦略本部重要インフラ専門調査会、内閣サイバーセキュリティセンター分野横断的演習検討会(座長)、政府業務継続に関する評価等有識者会議(座長)など多数を務める。主著書は『ビジネス意思決定』、『ビジネス経済学』(いずれもダイヤモンド社)など。

 沖山 雅彦氏(おきやま・まさひこ)

一般社団法人 レジリエンス協会 理事/株式会社 明電舎 総務部兼広報・IR部 技師長
 1981年 中央大学法学部卒 同年4月~2012年3月 株式会社日立製作所とグループ会社で広報、法務、人事等の業務を担当。2012年より株式会社日立物流に入社。リスクマネジメント部を新設し、BCPの策定・推進を担当。同社で物流会社として事業継続に欠かせない「燃料」の緊急時調達スキームを構築。2017年、日立物流を退職後、株式会社明電舎に入社。防災・BCPの構築を担当し、BCPを一から構築・推進している。
 明電舎のBCPの取り組みが、「BCAOアワード2019」の優秀実践賞を受賞。一般社団法人レジリエンス協会理事を兼務。防災士。企業における防災・BCPの事例について、新宿駅周辺防災対策協議会、一般財団法人リスクマネジメント協会、特定非営利活動法人日本サプライマネジメント協会などで講演している。

どんなときでもインフラを守るために~解説と実践 企業に求められるBCP対策
日 時 2021年4月5日(月曜日)15:00~(17:00終了予定)
会 場 Zoom ウェビナー機能を使用したオンライン配信
プログラム
第一部:基調講演
「インフラストラクチャーのBCP」
 大林厚臣・慶応義塾大学大学院教授
第二部<講演>
「経営強化の重要アイテム!BCPの確立に向けた明電舎の取り組み」
 沖山雅彦・明電舎技師長
定 員 200人(無料)
募集締め切り 4月1日(木曜日)17:00 ※定員に達し次第、締め切ります。
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