直径75マイクロメートルの二ホウ化マグネシウム(MgB2)線材 核融合炉を実現するためにはプラズマを閉じ込める超強力な磁場を形成する必要がある。その鍵を握るのが超電導コイル。超電導線を何重にも巻いて作るのだが、線が細ければ細いほど高密度化できて磁場形成能力が高まる。この極細化に日本超電導応用開発(神奈川県茅ケ崎市、大坪正人社長)が挑んでいる。3月には髪の毛とほぼ同じ直径75マイクロメートルまで細くした超電導線でコイルを作り、通電に成功した。比較する階層にもよるが、商用化されている超電導線と比べて直径が7~20分の1という細さだ。大坪社長は自社開発した極細の超…