原子力発電所の定期検査の間隔を現状の13カ月から延長する「長期サイクル運転」の実施にめどが立った。懸案だった配管亀裂に関する議論に一定の方向性が見え、保安規定変更など、事業者が具体的な手続きを進められる環境が整いつつある。原子力エネルギー協議会(ATENA)は、まずPWR(加圧水型軽水炉)を対象に、現状から2カ月延ばした「15カ月以内」を想定する。実現すれば設備利用率向上だけでなく、電力の供給安定性や安全性向上にも大きく寄与する。
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