東京商品取引所の電力先物市場で26日、年度商品の取引が始まった。立会・立会外ともに現物の相対契約で一般的な年度単位の一括取引が可能になり、市場参加者の利便性向上が期待できる。初日は午後4時までに東エリア・ベースロード(BL)と西エリア・BLで2026年度物が各5枚成立。価格はそれぞれ1キロワット時当たり13円30銭、11円35銭だった。 東商取の電力先物市場ではこれまで月間商品と、2024年3月に追加された週間商品が取引されてきた。年度商品の追加は、国内の現物取引の商慣習に併せたもの。
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