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技術的準備、着実に/東電柏崎刈羽6号、安全対策工事完了へ
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全電源喪失時でも圧力容器に水を送り込む高圧代替注水系ポンプ
 東京電力ホールディングス(HD)は22日、6月10日の燃料装荷を目指す柏崎刈羽原子力発電所6号機を報道陣に公開した。安全対策工事は一巡し、使用前事業者検査と原子力規制庁による使用前確認を終えれば、工事が完了。燃料装荷の流れとなる。節目を前に稲垣武之常務執行役・柏崎刈羽原子力発電所長は、「気づきがあれば立ち止まる。安全最優先で進める」と気を引き締めている。

◆6月にも燃料装荷
 公開した6号機原子力建屋の燃料プールなどがあるオペレーティングフロアは、資機材がおおむね撤去された状態だった。燃料を運ぶ燃料取り換え機も柏崎刈羽原子力発電所の基準地震動に合わせて耐震性を高めている。

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