北海道電力と三菱商事は12日、再生可能エネルギーのアグリゲーター事業を専門に手掛ける新会社を折半出資で設立したと発表した。北海道内で風力発電や太陽光発電の電気を買い取り、卸電力市場を活用しながら小売電気事業者や企業に販売する。4月から事業を開始する予定。三菱商事と連携し、多様な脱炭素ソリューションの一つとして活用していく。
◆道内で電源調達、4月開始へ
5日付で「北海道再エネアグリゲーション」(HRA、札幌市)を設立した。資本金は1億円。松本孝俊・北海道電力総合エネルギー事業部地域脱炭素推進グループリーダー、田口剛大・三菱商事ユーティリティーリテイル本部電力トレーディング部次長・新規開発チームリーダーが共同代表を務める。