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前田建設工業、建物解体までのCO2排出を全物件で見える化
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 前田建設工業は14日、設計・施工を手掛ける全物件について、建物の建築、運用、解体に至るまでに排出される二酸化炭素(CO2)を全て算出すると発表した。物件の顧客には建物の見積もりと共にCO2排出量を示し、脱炭素化の提案も行う考え。

 建物の新築・解体で発生するCO2を「エンボディドカーボン」、運用中に生じるものを「オペレーショナルカーボン」と呼び、これらを合わせて「ホールライフカーボン」と総称する。同社はこのホールライフカーボンについて、4月から全物件を対象に算出し「見える化」する。

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