武隈・黒部市長(右から4人目)、鈴木社長(右端)、関電北陸支社の須谷支社長(左端)らがテープカットを行った 黒部峡谷鉄道(富山県黒部市、鈴木俊茂社長)のトロッコ電車が20日、2025年度の運転を開始した。始発の宇奈月駅でセレモニーが開かれ、地元自治体や観光団体、関西電力の関係者が参列。黒部峡谷鉄道の運輸部長から運転キーを手渡された運転士は「お客さまに快適な旅を届けられるよう安全運転に努めていく」と決意を語った。その後、関係者らによるテープカットが行われ、多くの観光客を乗せたトロッコ電車が出発した。
◆素晴らしい景観楽しんで
線路が通る鐘釣橋などの設備が能登半島地震で損傷したため、トロッコ電車は今年度も一部区間で折り返し運転をする。