石山社長(左)や樋口会長は、会議出席者と経営の方向性の認識を共有した 東北電力と東北電力ネットワークは7日、経営幹部・事業所長合同会議を仙台市の本店本社で開催した。経営層と出席者が経営の方向性の認識を共有すると共に、経営課題について意見交換を実施。石山一弘社長は電力小売競争の進展や物価高騰による固定費増加など事業環境の変化に触れ、「当面は財務基盤の回復による経営の足場固めに注力する」との考えを示した。その上で「中長期的には2030年度の財務目標達成や持続的な成長に向け『利益・投資・成長』の好循環を形成する」と強調した。