東京大学は、営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)が米の生産に与える影響の調査結果を公表した。水田に太陽光パネルを設置した場合、売電による収益を加算した総収益は通常の稲作の5倍以上に達する可能性があるとする推算結果が得られた。一方、水稲の収穫量が23%減少するとともに、米の品質が低下する傾向も確認した。そのため、収穫量と品質低下を抑えられる適切な栽培管理技術の開発が急務と指摘している。 1日に発表した。東大大学院農学生命科学研究科の加藤洋一郎教授らの研究グループによる成果となる。
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