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パワー半導体、35年に7.7兆円市場へ/EV化が後押し
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三菱電機のパワー半導体
 富士経済は3日、パワー半導体の2035年の世界市場が、24年比2.7倍の7兆7710億円に拡大するという調査結果を公表した。24年は在庫調整や電気自動車(EV)の需要鈍化などが目立ったが、同年後半から回復基調に向かうと予測した。次世代パワー半導体のSiC(炭化ケイ素)、GaN(窒化ガリウム)も自動車の電動化に伴い採用拡大を見込む。
 次世代パワー半導体のうち、SiCパワー半導体の35年の市場規模は、同7.4倍の2兆9034億円と予測した。

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