日新電機は3日、日本下水道事業団と共同で研究していた下水処理場を省エネルギー化する新技術の開発を完了したと発表した。下水処理場の浄水工程で、汚水に酸素を送り込む「曝気(ばっき)装置」の風量を最適制御する技術の実証を両者で行った。日新電機のAI(人工知能)処理水質予測とアンモニアセンサーによる送気量制御技術を組み合わせることで、曝気時の風量削減と処理水質の維持を両立できることを確認した。
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