検査では専用器具を用いて安全最優先で作業に当たった(南相馬市) 東北電力ネットワークは17日から19日の3日間、同社総合研修センター(福島県南相馬市)で、電線や鉄塔の検査業務に関するノウハウを送電工事会社に伝える合同訓練を実施した。高い精度や品質が求められる電力設備の検査業務について、実技を通じて学べる場を工事会社の作業員に提供した。
◆検査のノウハウ、実技通じて学習
この訓練は「担い手不足で即戦力を必要としているが、人材育成に人を割けない」という工事業界の事情に配慮。東北NWが東北・新潟の送電工事会社19社から計43人を集めて開いた。