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関電、札幌市に蓄電所/10万キロワット、28年運開へ
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蓄電所のイメージ図
蓄電所のイメージ図
 関西電力は25日、スパークス・グループとJA三井リース(東京都中央区、新分敬人社長執行役員)とともに札幌市で系統用蓄電所事業に参画すると発表した。2カ所の蓄電所を開発する計画で、出力は計10万キロワット、容量は計35万1千キロワット時で国内最大級となる。関電は自社の電池診断・運用支援サービスを導入し、蓄電池性能を最大限活用する。2026年3月に着工し、28年4月の商用運転開始を目指す。

◆2ヵ所に開発、国内最大級
 出力各5万キロワット、容量各17万5500キロワット時の蓄電所を「SGET札幌1蓄電所」「SGET札幌2蓄電所」として2カ所で開発する。それぞれ7千平方メートルの敷地内に、中国サングロー社製のリチウムイオン蓄電池コンテナを各35台ずつ配置する。

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