原子力規制委員会は21日開催の審査会合で、北陸電力志賀原子力発電所2号機を取り上げた。敷地周辺の海域に分布する断層に関し、北陸電力が、能登半島地震の知見を反映した連動評価などの見直し結果を説明。従来、直線距離で96キロメートルとしていた能登半島北部の海域断層の連動長さについて、同178キロメートルと同169キロメートルに延ばした2ケースを新たに考慮するとした。これに対し規制委は、昨年11月に発生した石川県西方沖地震の震源断層についても、連動性を検討する必要があるとの認識を示した。
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