【地元から2チーム】


 地元福島高専からは、今回2チームが参加した。写真はテストランを終えロボットを囲む廃炉研究会チーム。メンバーのほとんどがロボット製作に初めて関わったそうで、競技後には「初心者だったのでまずは動くロボットを作ろうという目標、その点では大変満足でしたし、子機を下ろすことができたというのは最初の目標を超えるでき、私たちにとっては満足できた」と感想を語ってくれた。今回のチャレンジについて「今の自分たちでできることを皆出し合ってくれた。失敗があっても腐らずに次に進めることができた」との言葉からは無形の成果が伝わる。

【福島、真・神頼み】

 

 真・神頼みチームも福島高専からの参加だ。今大会で最大級のロボットを披露した。アームをサンプルの回収場所まで伸ばしてゆく仕組みで、実際の廃炉作業ではこれくらいのものが必要になると考え挑戦したという。作った部品点数を想像しただけでも気迫が伝わる。チームメンバーは高専ロボコンに打ち込んできた5年生で「最後にロボコンで培った技術を地域(課題)に生かせないか」と考えていた中で、廃炉創造ロボコンへの出場を決めたという。卒業後、大学で機械関係の研究を続けるというメンバーは、「そこでも足回りの機構を考え、廃炉に転用できるものができれば」と語ってくれた

【プロも参加】


 大会では廃炉に携わる企業のデモンストレーションも行われた。東双みらいテクノロジーは学生たちと同じく、競技を行うロボットを製作し競技を行った。東京パワーテクノロジーと東北エンタープライズは福島第一原子力発電所で使われている四足歩行ロボットのアトラクションを披露した。取り組みに参加者した東双みらいテクノロジーの佐々木和仁さんは、福島高専のOBで第1、2回廃炉創造ロボコンの出場者。大会を見て「年々レベルも上がっていると感じた、課題も実務を行う私たちからみても大変な内容だと思う」と感想を話してくれた。「チャレンジした過程や実績が自信になると思いますし、私もこの中で学んだことで仕事に生きていることがたくさんある。これを仕事につなげてくれたら素敵なことですし、そうでなくても人生が豊かになってくれたら」と後輩たちにエールを送る。


【動画リンク】

本大会のようすは以下の
廃炉創造ロボコンのチャンネル
にて公開されている。


【受賞チーム一覧】

表彰名

高専名

チーム名

文部科学大臣賞
(最優秀賞)

KOSEN-KMITL
(タイ高専)

Ken_05

福島県知事賞
(優秀賞)

茨城高専

Hirasawa Lab.

高専機構理事長賞
(アイディア賞)

舞鶴高専

まいづる

原子力機構機構理事長賞
(技術賞)

熊本高専熊本キャンパス

熊本高専熊本キャンパス
Bチーム

アトックス賞

一関高専

藤原研究室Bチーム

東京エネシス賞

小山高専

小山高専廃炉ロボット製作
オネダックチーム2025

日立GEベルノバ
ニュークリアエナジー賞

一関高専

藤原研究室Cチーム

三菱重工業賞

大阪公立大高専

大阪公立大学高専
ろぼっと倶楽部

東芝エネルギー
システムズ賞

連合

Caerula

ビーエイブル賞

一関高専

機械技術部

東京パワーテクノロジー賞

福島高専

廃炉研究会

アスム賞

福島高専

真・神頼み

 

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